「気候変動」「フォレスト」「水セキュリティ」の分野で
3年連続最高評価を獲得

国際NGOであるCDP^＊が実施した「気候変動」「フォレスト」「水セキュリティ」対応に関する調査において、花王はすべての分野で最高評価である「Aリスト企業」に選定されました。トリプルA企業は、CDP質問書への回答をもとに評価された10,000社以上の中から、12社選ばれています。花王は3年連続で3回目のトリプルA獲得となりました。

花王グループは、毎日の暮らしの中で使用する製品を提供する企業の責務として、製品のライフサイクル全体を通じた環境負荷の低減に積極的に取り組んでいます。「脱炭素」の実現に向けては、カーボンゼロからカーボンネガティブへのロードマップを示し、使用電力100％再生エネルギー化の達成に向けて取り組みを強化しています。「フォレスト」分野については、インドネシアの小規模パーム農園を支援し、生産性を高めることによる生産者の生活向上、新規農園開発による森林破壊の抑制に貢献しています。「水セキュリティ」に関しては、花王独自の技術を採用した製品を提供することで節水を実現し、小規模分散型水循環社会をめざしたシステムの開発を進めています。

今回の「Aリスト企業」選定は、これら花王全体での取り組みが結実したものと考えています。今後も経営にESGの視点を導入し、豊かな共生世界の実現に向けて取り組んでいきます。

＊ 環境影響を管理するための情報開示システムを運営している、英国の慈善団体が管理する非政府組織（NGO）