口紅を塗ったとき、「期待した色と違う」「発色がよくない」と感じた経験はありませんか?
口紅の塗膜は半透明なので、もともとの唇の色が口紅の発色に影響します。
もともとの唇の色は「赤く鮮やか」「赤みがない」「彩度が低い」「暗い」という4つの色グループに分けられます。
今回、改めて調べてみると、実は、特に彩度と明度の低いくすんだ唇は、口紅の発色もくすんだ仕上がりになっていました。
くすみのない唇とくすんだ唇に口紅を塗布した際の仕上がりの差を光学的に解析すると、くすんだ唇では赤色領域の発色が不足していることがわかりました。
そこで花王は、くすんだ唇でも赤の発色を向上させる技術を検討。赤顔料と赤干渉パール顔料(シャボン玉がさまざまな色みに見えるのと同様の現象で赤く見える色材)を組み合わせると、不足していた赤色領域の発色を補えることを発見しました。
さらに口紅へ配合する場合には、赤干渉パール顔料の表面に赤顔料を付着させた「赤顔料被覆パール顔料」を用いることで、くすんだ唇でもくすみのない唇に塗布したような鮮やかな発色を実現したのです。
唇は顔印象に大きな影響を与えます。くすみ悩みに関わらず唇を美しく彩る口紅は、顔印象をアップさせる強い味方になるでしょう。
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