「肌悩みを隠そうとファンデーションを重ねたら厚塗りになってしまった」「ハイカバーなアイテムを使ったらかえって不自然な仕上がりになってしまった」・・・そんな経験はありませんか?
花王はこのような声に応えるため、なめらかで均質な塗膜をつくり、肌に均一に密着して自然に美しくカバーできるベースメイク製剤を開発しました。
ファンデーションには、肌悩みをカバーするため光を反射・散乱させる粉体が配合されています。しっかりカバーしようとすると粉体が肌に多くのり、表面に露出してゴツゴツしたり、光の多くが表面で反射・散乱したりすることによって粉っぽさや白浮きが生じてしまいます。そのため、これまで高いカバー力と自然な仕上がりを同時に叶えるのは非常に難しいとされていたのです。
そこで花王は、肌とファンデーション塗膜への光の通り方の違いに着目しました。
肌はファンデーションの塗膜に比べて表面がなめらかで、光を内部に取り込むという特徴を持っています。肌のような光の通り方をするファンデーション塗膜をつくることができれば、カバー力と自然な美しさを両立できるのではーー。
こうして開発されたのは、花王独自の素材*1を用いたぷるぷるのゲル。このゲルにはカバー粉体が均一に分散しているため、カバー効果はありながらも、塗膜は肌のようになめらかな表面を持ち、光を充分に取り込むことができます。
この新技術によって、しっかりカバーしながらも粉っぽさや白浮きを感じない、自然な美しい仕上がりをもたらすファンデーションが実現しました。
この技術は、もともとの肌の美しさを活かして自然に肌悩みをカバーすることができる画期的なものです。さまざまなベースメイク製品に応用することで、性別や年齢にかかわらず多くの人々を美しく輝かせることができるでしょう。
*1 オキサゾリン変性シリコーン(OXP-SI)
角層細胞のうるおい状態を可視化する新技術を開発
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皮膚バリア機能が低下傾向の敏感肌は、 アトピー性皮膚炎の肌とセラミドプロファイル*1が類似