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メイクをするとき、何気なくアイラインを描いていませんか?
アイラインをマスターすれば目もとの印象を自由に演出でき、よりメイクを楽しむことができます。
今回は、自然に目力をアップさせるアイラインの描き方と、まぶたの形別のポイントをお伝えします。
使うのはアイライナー。それぞれのタイプに特長があります。仕上がりや好みに合わせて選びましょう。
アイラインは、太く入れたからといって目を大きく見せられるものではありません。大切なのは、目のフレームを丁寧につくること。 STEP1~3 の順に行えば自然に目力がアップします。
まつ毛の間を埋めるライン
まずは、まつ毛とまつ毛の生え際の隙間を埋めます。一気にラインを引こうとせず、1/3程度にわけて少しずつ線をつなげるようにするとうまくいきます。
ここでは目のフレームをつくることが大切なので、アイラインの太さや長さは不要。
鏡を下に持って視線を落とすと、目の際が見やすくなりますよ。
まつ毛の上に描くライン
次に、目のフレームを強調。まつ毛の生え際に沿って、中央から目尻、中央から目頭の順にラインを引きます。目頭側は細く、目尻側はやや太めになるようにするとバランスがアップ。
一重まぶたさんや、まぶたがかぶって生え際が見えにくい人は、まぶたを指でななめ上に持ち上げるとラインが描きやすくなります。
目尻に+5ミリの延長ライン
STEP2 で描いたラインの終わり(目尻)からすっと真横に流すイメージで、外側にさらに5ミリ足します。
最後に、目尻のラインの下に綿棒をあて、外側へ向かって整えるときれいなラインが完成。目幅が広がったような印象に。
ここからはまぶたの形に合わせたアイラインのポイントをご紹介します。
POINT 三角ゾーンを埋める
STEP1~3 まで描いたあと、目尻の「三角ゾーン」を埋める(塗る)ことで、さらに目力がアップします。 このときに使うアイライナーは、ラインをぼかしやすいジェルやクリームタイプがおすすめ。
目もとの印象をつくり出すアイライン。使うアイテムや描き方によって、今よりもっと多彩な表情を引き出すことができますよ。
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター メイクアップアーティスト
透明感のある肌づくりやその人らしさをいかしたメイクが得意。長年の経験により培った豊富なメイクテクニックで、数々のお悩みを解決。メイクアップアイテムの商品開発アドバイスから、ファッションショーのバックステージ、撮影、美容部員の教育などにも幅広く携わる。
2023年4月10日
山田由理香
花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター メイクアップアーティスト