2022.01.11
-口もと主役のほめられメイク
新しい年を迎えました。
いい形で一年のスタートを切るためには、気分も重要です。
長引くマスク生活では、つい目もと中心のメイクになりがちですが、口もとにも丁寧に色をのせたフルメイクで気分を高めてみませんか?
リアル、オンラインを問わず、人と会う機会がある場合にも、口もとに色みがあることで、相手に与える印象までアップさせることができますよ。
今回は、口もとを主役にした2パターンのフルメイクの方法と、メイクを引き立てるヘアのポイントをご紹介します。
メイクに気合が入ると、ファンデーションをつい厚塗りしてしまうことも。
自然な肌に見せるために、ファンデーションは徐々に薄くなるよう内側から外側に向かってのばします。
リップを主役にしたい今回は、まず口もとからポイントメイクを始めます。発色がよく、レッドやローズなどのニュアンスが入った色がおすすめ。リップを直接唇に大胆に塗ったあと、指で輪郭をなじませて抜け感を作ることがポイントです。軽くティッシュで押さえてからもう一度重ねると色持ちもアップ。
颯爽とした雰囲気には眉も重要。眉山がやや濃くなるように意識して描きます。
アイメイクはブラウン系でまとめることがおすすめです。
アイシャドウは、肌なじみの良い色をアイホールよりも縦にも横にも広めに入れ、大胆に入れたリップに負けない大きな瞳を演出。
アイラインも目尻を長めにするとより効果的です。
頬には色とツヤを。メイク全体のバランスをとるために、チークは淡くふんわり入れ、上からパール感のあるフェイスカラーやハイライトなどでツヤを広く重ねましょう。
柔らかい雰囲気には、ツヤと透明感があり、ピンクやオレンジなどのニュアンスが入った色がおすすめ。リップを唇にトントン置くようにして色をのせ、口もとに柔らかさを出します。さらにティッシュで押さえて口角の色を抜くことで、作りすぎない大人かわいい印象を演出。
アイメイクは、明るめのアイシャドウをまぶた全体にふわっとのせます。
アイラインはまつ毛の根元の毛と毛の間を埋める程度に。 カールさせたまつ毛の根元にはマスカラをしっかりつけましょう。
眉はふんわり感を重視し、パウダータイプのアイブロウで、形を作り過ぎず柔らかく仕上げます。
頬には、チークや、パール感のあるフェイスカラーやハイライトなどを使い、血色感とツヤを。
頬の高いところに色を、その周囲にツヤをのせることがかわいらしさのポイントです。
メイクがきれいに仕上がったあとは、髪を整えてさらに印象UPをはかりましょう。
うねりや毛先に散らばりがあるなど、毛流れが乱れていると、せっかくメイクを頑張ってもお疲れモードが抜けません。
毛流れが整っていると、ツヤがあり髪がキレイに見え、メイクも映えます。ヘアアイロンやヘアオイルを使って整えることがおすすめ。
うねりを整え、毛先にワンカール。
サイドの毛束を上下で2つに分け、一束取ります。
アイロンで平らになるように挟み、ゆっくり毛先まで動かします。
強く挟んだり、強く引っ張らないようにしましょう。
手首を内側に返して毛先を内巻きに仕上げます※。
後ろの髪もこれらを繰り返します。
髪の長さに関わらず、ヘアオイルは、毛先→中間→表面の順につけます。
手のひらでよくのばしてから薄くつけましょう。
①毛先: カールをくずさないように下から揉み込む
②中間: 髪と髪の間に手を入れて揉み込む
③表面: 手のひらに残ったオイルでなでる
柔らかさや華やかさを出したい場合
顔周りにカールをプラス。少量の毛束を取って巻きます。カールの強弱をつけるとより華やかな印象に。
短いヘアスタイルの場合
ヘアオイルやヘアワックスを、手のひらで薄く伸ばしてから髪全体に揉み込み、毛流れを揃えます。
前髪や髪の表面に細かい毛束感をつけると、よりおしゃれに。
少量のスタイリング剤を指先に取り、つまむようにセットしましょう。
マスクをしているとメイクはくずれがち。食事会など、マスクを外すときには事前にチェックしましょう。
目の下や小鼻など、ヨレやくずれのある部分にすぐにファンデーションを重ねず、一度ティッシュやスポンジで押さえて整えます。
そのあと、ファンデーションやコンシーラーを部分的に重ねましょう。ベースメイクがキレイだと、口もと主役のメイクも映えますよ。
口もとに色をのせると、顔色が明るく見え、気分も華やかになりますね。メイクで広がる自分の可能性を感じながら、ワクワクする気持ちを胸に、新しい年を前向きに歩んでいきましょう。
監修・ヘアメイク: ビューティリサーチ&クリエーションセンター