2021.07.08
-消えないメイク
いよいよ本格的に夏がやってきます。
湿度や気温も上昇し、汗をかくことでメイクの崩れが気になる季節です。
今回は、そんな時期に落ちにくく・消えにくい目もとのメイクのHow Toをご紹介します。
眉毛は額の汗を直接受け止める部分です。そのため時間がたつと描いた眉は薄くなったり、よれて見えたりすることがあります。マスクで口もとを隠している分、眉毛は目もとと同じくらい相手に与える印象が大きい部位です。美しい仕上がり状態をキープするためのテクニックをご紹介します。
眉毛を描く前に、眉毛部分が汗や皮脂などでヌルヌルな状態はNGです。それを解消するために打ち粉をします。
まずは油分をティッシュオフしてください。
その後、ブラシかパフで、パウダーファンデーションかおしろいを適量、眉の根元に(地肌にのせるように)のせます。眉の毛流れに逆らってなじませることがポイントです。
ベタつきがなくなりさらっとしたらOKです。
スキンケアやベースメイクには油分も入っています。その油分は眉を描きにくくすることも、崩れやすくすることもあります。まずは余分な油分をティッシュオフ。眉毛が多い人ほど油分がたまりやすいのでしっかりとオフしましょう。
下地が整い準備が出来たら、次は落ちにくいアイブロウを使って眉を描きます。
毛を描き足すようにしたり、上からパウダーをのせたり、優しいタッチで描いてください。
リキッドアイブロウで眉頭を上向きに描いた後、眉尻に向かい毛流れに沿うように毛を一本ずつ描きます。毛が少ない人、眉尻が無い人はグレー系、毛の濃い人はブラウン系の色味がおすすめです。
上からアイブロウパウダーをのせることで、リキッドアイブロウの持ちを良くしてくれる効果があります。すき間を埋めるようにふんわりと描くのがコツです。
そして最後に、この 眉マスカラがとても大事!眉毛をコーティングしてくれてより落ちにくい仕上がりにしてくれると同時に色味の最終調整もしてくれます。
次はアイメイクのヨレをおさえるためのテクニックです。ここも湿度と汗、マスク着用の際の呼気で崩れやすいので、完璧な眉を描いた後はヨレしらずの美しい目もとをキープしましょう!
アイメイクを落ちにくくするには、 油分を含まないおしろいを使います。写真のように目まわりにきちんと粉をのせましょう。アイシャドウは下まぶた目尻部分にも塗ります。
塗り残しがないように目まわり全体にきちんと粉をつけます。アイシャドウはパウダータイプがおすすめ!
次にアイラインとマスカラですが、こちらも落ちにくいアイテムをおすすめします。
アイラインは毛と毛のすき間を埋めるように細く描きます。
太く引いてしまうと上まぶたについてしまいますし、粘膜に描いてしまうと下まぶたに滲んでしまいます。
1.まつ毛のきわが見える位置に置く
2.毛と毛の間をちょこちょこ塗り
マスカラは毛先だけに塗布するとまつ毛が下がりやすくなって下まぶたに付きやすくなってしまいます。
塗布する前にビューラーを使ってまつ毛の 根元をしっかりカールアップしてください。その後 根元にマスカラをしっかり塗るのがポイントです。
最後の仕上げは、余計なアイラインやマスカラを綿棒できれいにお掃除します。
鏡を見て自分ではついていないと思っているまぶた上下の粘膜部分やまつ毛の根元にも、余計なマスカラが付きやすいので、そこも忘れずにお掃除してください。
このちょっとしたひと手間が目もとのメイクを崩れにくくしてくれます。
メイクはその小さなひと手間が意外と大切なのです。
まだしばらくはマスクでの生活が続きそうですが、だからこそ目もとの印象がとても大切です。出かける前に少しの手間と時間をかければ崩れたメイクを何度も直す心配が減ります。消えないメイクは心の負担も軽くしてくれるはずです。夏の日差しに輝く美しいメイクで素敵な季節を、楽しい時間を過ごしましょう!
監修・ヘアメイク: ビューティリサーチ&クリエーションセンター